読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

f:id:narahini:20170326231946j:plain

興味なくなってるなーって実感する時がある。

元々飽きやすい人間だったのだけど、ここ数年さらにその性分に偏性がかかってきている。今では対象にどんどん興味をなくしていってることをリアルタイムに実感しつつ、そしてそれを面白がっている段階にまでなった。

「お~、どんどんどんどん興味なくなってるぞ~」

 

このまま何も興味を持たない人間になるのかと思ったりするが、案外、一つの興味が消えるとまた新たな興味が湧いてくる。惑星の重力をスイングバイで振り切って方向転換をする宇宙探査機のようでもあるし、単に衛星が何かの拍子で惑星の重力から離脱して、宇宙を漂う石コロになっただけのような気もする。

 

その昔、手塚治虫の『火の鳥』を読んで思ったのは、郷愁や孤独を耐えられない限り、人間には永遠なんて荷が重すぎるよなってことだった。点として生きていられたらいいのになあ。

広告を非表示にする

蛇口

f:id:narahini:20170320234505j:plain

欲望を抑えるって大変だ。

とにかく知識を披露したい。最近のニュースについて話していても、自分がちょっと詳しい事についてはついつい喋り過ぎてしまう。

だけれども相手側はそんな事は求めていない。世間話で蘊蓄披露なんて望んでいない。「大変ですね」「そうですね」しか求めていないのだ。

相手が求めている話題についての知識量を探りつつ、蛇口をしぼるようにしながら知識を小出しにしていく。そして相手側の話題コップが満たされれば蛇口を〆る。

この蛇口の調整が出来るようになるまで随分とかかったが、この蛇口は酒を飲むとバカになる。

 

広告を非表示にする

薬局

f:id:narahini:20170318160442j:plain

薬局の店名ってなんで植物を冠したものが多いんだろう。

街を歩いていると、そんな名前の薬局ばかりが目に付く。

県東部版の電話帳を見ると植物の名前がついた薬局は、さくら、すずらん、たんぽぽ、つくし、なのはな、ひまわり、もみじ、よつば、オリーブの9店に対して、動物は、うさぎ、かもめくらいだ。

ムカデ薬局やマグロ薬局はない。

どういう優先順位なんだろうか、植物といっても候補は無数にある。おそらく最も順位が高いのは花だろう。そして平仮名で書いても違和感がないことだ。花+平仮名でかなり柔らかなイメージになる。一般的に平仮名で書いて違和感が少ない花は知名度も高いので、利用者も店名に対して受け入れやすくなる。

植物を選ぶか動物を選ぶかは結局店主の好みの問題に落ち着くだろう。もしかしたら薬と植物の関係の深さから植物の名前が多いのかもしれない。

ただ動物を選ぶ際も基本的に哺乳類か鳥類がメインになると思われる。毛がふさふさの動物が多そうな印象だが、「くじら」「いるか」を冠した薬局もありそうな気がする。おそらく「しゃち」はないだろう。

そうなると人間に近しい(と思われる)動物を屋号にすることが多いのだろうか。結局親しみやすさを求めるのは、薬局(薬)自体への恐怖心を緩和させる為なのだろうか。

 

そんなことを考えながら歩いていた。

広告を非表示にする